晒(さらし)

2021年10月28日 6:57 pm

こんにちは。幸村晒工業株式会社です。

今回は皆様は普段使っている布製品の一番初めの状態をご紹介したいと思います。

初めは綿花というワタの種子から始まります。その繊維を繋ぎ合わせ一本の糸にします。

糸にも太さがあり20.30.40.50.60.70.80など用途に合わせ様々な太さにします。

その糸を生地の企画に合わせた本数で織機で織り布にします。

簡単に書きましたが織機で織るためには通常の状態では柔らかすぎて綺麗に織ることはできません。

そのため糸一本一本に糊をつけて織ります。これをサイジングといいます。

そしてやっと織機で織り始めることができます。

ここまでも普段皆様が使われいる布一枚一枚に色々な人達、色々な工程があることがわかると思います。

こうして織あがった布を今度は弊社のような染工所で漂白精錬(晒)を行っていきます。

 

今回は普段あまり知らない織りあがったばかりの布の写真を添付しますので少しでも晒に興味を持って頂けたら幸いです。